クマのみの産卵
職員初のクマノミの産卵を確認する事ができました。クリニック職員クマノミベビーにお目にかかれるのを楽しみに待ていったのですが、孵る前に他の魚たちの餌になってしまった様です。
それでも健気なクマノミ夫婦は、卵が全て食べられてしまって数日後にまた産卵をしていました。数回繰り返した産卵結果はすべて同様で、ベビー達の泳ぐ姿を見る事はできませんでした(><)
後日アクアリウム飼育業者の方に聞いたところ、「孵ったとしても人工の水槽の中では、クマノミベビー達の餌となるものがなく餓死してしまうか、捕食されてしまうという2択の結果しかない」との事でした。
解っていたつもりですが、生命が誕生するという事が現代においても簡単にはいかない事であるという事実と自然の厳しさを身近なところで感じる事となりました。